根本から再構築した版スリーブ
世界有数のブランドの中国総代理店として、販売と技術サービスを20年以上担ってきました。そのうえで10年の開発を経て、層ごとに再構築しました。

機能から逆算した構造
当社は従来のスリーブ構造を踏襲しませんでした。第一原理から出発し、部品ごとに、どのような機能を担うのか、その機能を理想的に果たすにはどのような物理特性が必要かを問いました。そのうえで、その特性を備えた材料を探しました。
支持層には、軽いこと、圧縮に強いこと、膨張しないことが求められました。ある航空宇宙材料の展示会で、その三つをすべて備えた材料を見つけました。航空機のサンドイッチ構造で一般的なコア材、アラミドハニカムです。これがsleeveX™軽量型の支持層になりました。
材料がそろっても、それをスリーブに仕上げる製造プロセスが必要でした。既存の設備で済ませるのではなく、専用設備と生産ラインを自社で設計しました。開発に10年を要したのはそのためです。
- 表面ポリウレタンエポキシ樹脂系
- 支持層発泡ポリウレタン3次元アラミドハニカム構造
- 端面後から接着本体と一体成形
従来構造の耐荷重層は、いずれも引き継いでいません。
各層の材料を見る自社で行う主要工程
これらの工程で使う設備の多くは、スリーブを量産するために当社が自ら製作した専用機です。
一体成形の端面
端面は高靭性ポリマーでスリーブ本体と一体成形しているため、両者の間に継ぎ目がありません。
自社でのフィラメントワインディング
FiberP™インナーライナーは、自社開発の設備を用い、恒温恒湿の工場で閉ループの張力制御のもと巻き成形しています。
ハニカムの積層
アラミドハニカムコアをガラス繊維の2層の間に接着し、一体として硬化させています。
全数を梱包前に検査
すべてのスリーブについて、梱包前に外径、真直度、振れ、動バランスを測定しています。
2つのエンジニアチーム
このスリーブを開発したのは2つのエンジニアチームです。キャリアを通じてフレキソ分野に携わってきた専用機設計の機械エンジニアと、材料エンジニアです。
チーム全体で、材料科学、高分子化学・物理、工業力学、機械製造、印刷技術の応用をカバーしています。そのいずれもが、製品のどこかに表れています。
- 01材料科学コア材は、公表されている4つの物性を基準に、業界で一般的に使われている他の2種類の充填材と比較して選定しました。
- 02高分子化学・物理エポキシ表面系、端面の高靭性ポリマー、インナーライナーの樹脂含浸率。
- 03工業力学コア材の曲げ強度と熱膨張、共振を抑える緩衝層、G2.5の動バランス。
- 04機械製造ワインディング設備、恒温恒湿の工場、金属製キー溝を加工する自社開発の専用設備。
- 05印刷技術の応用650 m/minでの安定性、フィルム印刷向けの帯電防止オプション、出荷時の各公差が印刷上で持つ意味。
20年以上の代理店業務と技術サービス
スリーブを自社で製造する前、Aucleanは20年以上にわたり、世界有数の版スリーブブランドの中国総代理店として、製品の販売と技術サービスを担っていました。不具合が目に見えるのは技術サービスの現場で、同じ不具合が何度も持ち込まれました。
公差を超えて大きくなった外径。深刻な場合には、本体から剥がれた表層。装着時にぶつけた箇所から割れた端面。扱いにくい重さと、膨張するコア材。
このリストに対処するため、sleeveX™は層ごとに設計されました。



写真は従来のポリウレタンスリーブに見られる典型的な不具合です
これまでの実績
意味のある測定値とは、スリーブの使用開始から何年も経ってから、改めて測った値です。


仕様に合わせて製造、通常3週間で出荷
- 在庫品はありません。すべてのスリーブを、指定の内径、長さ、印刷リピート、肉厚に合わせて製造します。
- 成形用マンドレルは、ほぼ全サイズ範囲を複数セットで保有
- 輸出向けのご注文は、注文確定から通常3週間で出荷
まずは1本のスリーブから
印刷機1台分のスリーブ内径(マンドレル外径)、面長、印刷リピートをお送りください。試用に適したスリーブのお見積りをお出しします。






